生まれてこの方男性としての日々を、
それなりにエンジョイしているつもりでおるけれど、
自分の性格上最高にめんどくせーなーと思う点があって、
それは何かと言うとつまりつまらないことを気にしすぎるところ。
で、例えば電話。
さほど朋友が多い方でない私は、
日常的に電話の使用は限られており、
ついでに相手もまた限られている。
所が会社ではどうだろう。
すげぇもてもてなのである。
マジで。
会社から携帯まであてがわれて、
朝から晩までまぁよく鳴りやがることよ。
しかし、である。
腐っても動物であるところの人間は、
意外と耳から分泌する。
脂というものを。
これが実にいけない。
携帯ならまだしもこそあれ、
不特定の人間の使う固定電話。
あれをね、私は持つことができない。
所がね、諸先輩方から首ねっこを掴まれて、
おんどれ、電話使わなきゃ殺す
と迫られるのだから選択の余地はなく、
仕方なく人差し指と親指で絶妙なバランスを保ち、
もちろん耳には決してくっつけず会話に勤んでいる。
とても文明的な格好ではない。
耳に触れようものならもう鳥肌ものである。
可能ならばその都度抗菌ウェットティシューで拭いたいし、
実際人の目を避けて拭っている。
こないだその行為をみられ、
あっ、オレちょっとそれへこむなー。
と言われて以来、ますます隠密行動に励む日々。
で、例えば電車。
電車の車内に無為に垂れ下がる丸い輪っかの群れを、
人は称して吊革と呼ぶが、私はあれも掴めない。
だって、ここはトイレ行っても手を洗う成人男性が、
30%にも満たない汚れたヘブン日本。
そんな間接タッチを楽しむ趣味嗜好は自分にはない。
手からも生体分泌液が出てる訳ですし。
じゃあどうしてバランスをとっているのかとお尋ねでしょうが、
ほら、それは生まれ持った天性の感覚が補ってくれるから。
とばかり言っておれず、
しょうがなく吊革の広告カバーで覆われている部分の最上部、
もはや言葉で表すのは不可能なこの部分を、
これまた人差し指と中指で挟んでいる。
通勤も楽でないよ。
私は日常的に大手町を主戦場にしており、
彼の地に赴くには地下鉄を使うのだが、
この道程もまたえらく疲れる。
得意先での商談より疲れる。
というか商談の前にはもうぐったりである。
先日など、あまりに電車が揺れに揺れ、
さすがの鍛えぬいた平衡感覚もおっつかず、
思わず鉄の棒を掴んだのだが何故かその掴んだ部位が濡れており、
私は余りのショックに竹橋で降りてやった。
手を洗うためである。
ただでさえ掴みたくないのに、なぜ濡れているのか。
しかもピンポイントで。
そしてその液体はなんだったのか。
考えるだけでもーぅ、きーーって。
所がおかしなコトに、
ほとんどの人類はまったくそんなの気にしないらしく、
吊革だろうが棒だろうがむんずと掴んで涼しい顔。
私の相方もまた例外ではなく、
がんがんに掴んで離さない。
ある時、いくら愛する貴女とはいえ、
吊革掴んだ手を繋なぐのは心許ないなぁの旨伝えたところ、
あー、はいはいめんどくさいという顔をされごめんなさいと僕は言った。
私の相手をするのも楽でないよなぁと思って反省の日々。
それなりにエンジョイしているつもりでおるけれど、
自分の性格上最高にめんどくせーなーと思う点があって、
それは何かと言うとつまりつまらないことを気にしすぎるところ。
で、例えば電話。
さほど朋友が多い方でない私は、
日常的に電話の使用は限られており、
ついでに相手もまた限られている。
所が会社ではどうだろう。
すげぇもてもてなのである。
マジで。
会社から携帯まであてがわれて、
朝から晩までまぁよく鳴りやがることよ。
しかし、である。
腐っても動物であるところの人間は、
意外と耳から分泌する。
脂というものを。
これが実にいけない。
携帯ならまだしもこそあれ、
不特定の人間の使う固定電話。
あれをね、私は持つことができない。
所がね、諸先輩方から首ねっこを掴まれて、
おんどれ、電話使わなきゃ殺す
と迫られるのだから選択の余地はなく、
仕方なく人差し指と親指で絶妙なバランスを保ち、
もちろん耳には決してくっつけず会話に勤んでいる。
とても文明的な格好ではない。
耳に触れようものならもう鳥肌ものである。
可能ならばその都度抗菌ウェットティシューで拭いたいし、
実際人の目を避けて拭っている。
こないだその行為をみられ、
あっ、オレちょっとそれへこむなー。
と言われて以来、ますます隠密行動に励む日々。
で、例えば電車。
電車の車内に無為に垂れ下がる丸い輪っかの群れを、
人は称して吊革と呼ぶが、私はあれも掴めない。
だって、ここはトイレ行っても手を洗う成人男性が、
30%にも満たない汚れたヘブン日本。
そんな間接タッチを楽しむ趣味嗜好は自分にはない。
手からも生体分泌液が出てる訳ですし。
じゃあどうしてバランスをとっているのかとお尋ねでしょうが、
ほら、それは生まれ持った天性の感覚が補ってくれるから。
とばかり言っておれず、
しょうがなく吊革の広告カバーで覆われている部分の最上部、
もはや言葉で表すのは不可能なこの部分を、
これまた人差し指と中指で挟んでいる。
通勤も楽でないよ。
私は日常的に大手町を主戦場にしており、
彼の地に赴くには地下鉄を使うのだが、
この道程もまたえらく疲れる。
得意先での商談より疲れる。
というか商談の前にはもうぐったりである。
先日など、あまりに電車が揺れに揺れ、
さすがの鍛えぬいた平衡感覚もおっつかず、
思わず鉄の棒を掴んだのだが何故かその掴んだ部位が濡れており、
私は余りのショックに竹橋で降りてやった。
手を洗うためである。
ただでさえ掴みたくないのに、なぜ濡れているのか。
しかもピンポイントで。
そしてその液体はなんだったのか。
考えるだけでもーぅ、きーーって。
所がおかしなコトに、
ほとんどの人類はまったくそんなの気にしないらしく、
吊革だろうが棒だろうがむんずと掴んで涼しい顔。
私の相方もまた例外ではなく、
がんがんに掴んで離さない。
ある時、いくら愛する貴女とはいえ、
吊革掴んだ手を繋なぐのは心許ないなぁの旨伝えたところ、
あー、はいはいめんどくさいという顔をされごめんなさいと僕は言った。
私の相手をするのも楽でないよなぁと思って反省の日々。
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by ko-kojien
| 2008-09-13 23:12
| My Thought