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One Day I'll Fly Away


by ko-kojien
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好きな人ができました

今日は一般ピーポーなら誰もが経験のある話の話。
"芸能人なら誰が好き?〟

永遠のテーマである。

こっちが如何に好きだろうが気に入らなかろうが、
全く相手に伝わらない不毛な会話№1。

男が3人も揃うと大抵1日1回はこの話になる。
嗜好の内訳は大体以下のとおり。

H先生:GAL→えびちゃん、若槻千夏系
K先生:ナチュラル系
僕:細い系

僕とK先生の嗜好は大体似ている。
H先生はGAL系が好きだといって憚らないニクイやろうだ。

その中で今、僕とK先生が熱中している人がいる。
そう、わたし、好きな人ができました。

誰かって?

金麦の人です。
「金麦と待ってるからぁ~!」の人。

やべぇ‥。

僕は平素、家でビールなんぞ飲まないのですが、
金麦と待たれていたらいくらでも飲む。

毎日2缶ずつ飲んで、数年かけてビール腹になり、
〝それでも君が待っているから僕は飲むよ〟状態になり、
痛風で歩くたび指が痛く、それでも飲んでる、そんな男に僕は‥

なりたくない。

コレはCMに限っての話だ。
むしろあの麗しい彼女のみ。
そーいえば名前まだ知らないや。

んで、我が家のTVは今、
彼女の姿を観るためだけにあるようなもの。

いいですか、想像してみてください。

あのCMの音楽が流れた瞬間、
パブロフの犬のごとき反射でもってTVに反応。

そのCMが流れている正味15秒間、
仕事でも見せないような並々ならぬ集中力を発揮し、
作品上映終了後には微笑みを湛えた顔でこう言うのです。

「やべぇ‥。」

あぁ‥この世の終わりの風景です。
多分精神世界は神の領域に達しているでしょう。

客観的にみたらそれこそかなりやべぇ状態だな。

あれが癒しってヤツですか。

もしそうだとするならば、
僕の癒しの空間はかなり捻じ曲がったものなのですね‥。
# by ko-kojien | 2007-08-31 23:53 | Essay

足先から始まる愛

台風が迫っている夏、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、突然ですが…
足の指でじゃんけんできますか?

今全国規模でできない人が急増中の足指じゃんけん。
歩かなくなった現代人どもの足の機能が、
日々確実に退化している模様です。

できる人は健康的に歩いている人か、
常日頃からじゃんけんは足でしている人でしょう。

できない人はタクシーばっかり乗っている上流階級か、
じゃんけんという一般庶民的かつ民主的な決定方法を知らない、
これまた上流階級か特権階級の人です。

それはともかく…

人間の身体はかくも不思議なものかな。
鍛えれば強くなるし、使わなければ退化する。

あたし…あんたのそういう合理的なところ、
嫌いじゃないよ。


と、別にペプシのCMっぽく言う必要はないのだけれど、
まぁ面白いなと思うわけです。

かくいう僕の足の指は、
それはそれはブイブイ動きます。
じゃんけんだって負けたことがない。
というか他人とそんなことをしたことがない。

で。
何でその末端がブイブイ動くか。

足がめちゃめちゃ小さいからだと思うのです。

僕の足はなにを隠そう23.5cmしかない。
調子のいい時でも24cmくらいだ。

通常靴は26cmを履いているけれど、
つま先の方には広大なスペースが広がっています。

その北海道のごときスペースで僕の指たちは、
それはもう野に放たれた牛や馬のように奔放に動き回っている。

だからです。

それにしても〝君の身長にしては小さすぎる〟
とこないだ健康診断のときに医者からも言われた。

同じように手も意外と小さい。
ちょっと手の大きな女の子には負ける。
僕の身体は末端にかけて小さくできているようだ。

足指じゃんけんなんて不毛な行為も、
小さくできているがゆえになせる業なのかも知れない。
でも足の指が動く方が、力学的には大きなパワーを出せるそうだ。

〝なるほどなー、そういう原理か〟
と昨日の朝、5本指ソックスを履きながら思いました。
# by ko-kojien | 2007-07-14 19:21 | My Thought

5年目の別れ

その娘と付き合い始めたのは、
僕が大学の2年の時でした。

最初は何の気なしに漫然と付き合っていたけれど、
いつの間にかなくてはならない存在になっていました。

どこに行くにも一緒でした。
雨の日も風の日も雪の日も。
朝も昼も夜もいつも一緒でした。

肌を合わせない日などないくらいに、
僕たちはいつも一緒にいたのです。

彼女のことはそれこそ手取り足取り、
何でも分かっていたつもりでした。

感触で分かるのです、そう感触で。

ずっと一緒にいたのですから、
機嫌や体調の変化に気づかないわけがないのです。
そんな時はいつも僕が病院やらエステやらに連れて行きました。

彼女がいないとホントに困るのです。
その位の投資はへのへのかっぱでした。

たまにケンカをして辛く当たったこともあります。
その都度、僕の心は痛みます。

もっと優しくしてあげれば良かったと、
今になって思います。

5年も付き合えばお互い年もとります。
成長といえば聞こえがいいけれど、
老いというものは避けられません。

一抹の不安は水に広がる波紋のように、
静かに、そして確実に広がっていました。

そんな時に今回の事件が。
いつもなら乗り越えられたのに。

僕の中の何かが崩れたのを感じました。

-----------------------

僕は彼女のことをとても大切にしていたけれど、
反面いつまでも一緒にいられるとは思っていなかった。

事実、何回か心変わりを覚えたけれど、
その都度思うところあって踏みとどまっていた。
安定した静かでゆるい時間が、僕たちの間にはあった。

その時間が脆くも崩れた―
5月も終わり間際の良く晴れた朝だった。
あの日あの時あの場所に一緒にいなかったら、
もう少し僕たちの時間は長いものになっていたと思う。


では一体何があったのか、
話さなければならない時間になりました。
そろそろ自分でもキツクなってきたところです。

今までの話、実は自転車の話でした。
5年にわたって愛用してきた自転車。
先日ド派手にパンクしてしまい、
遂に別れを決意したのです。

何しろ移動は徒歩か自転車かというくらい、
自転車愛好家で知られるところの私。

どうせなら高いの買ってやろうと思い奮発。
今度の彼女はなんと遠くイタリアの地からやって来ました。

目下新しい彼女の名前、募集中です。
髪はこげ茶色で、なかなかスマートな娘です。
# by ko-kojien | 2007-06-09 15:11 | Essay

いま、会いにゆきます

僕は別れに対する耐性があまりない。

まるでない。

理由は簡単で、素敵な人に囲まれて過ごしたからだ。
その人たちと離れることは耐え難い。

僕は1年前名古屋に来たわけだけれど、
その時も東京を離れるのが嫌だった。

そして、今その名古屋を離れるのが辛い。

仕事が始まってからは色々あって、
もちろん楽しいことばかりではなかった。

人間関係の輪をひろげるどころではなかったし、
それ以前にその関係自体に悩んでいた。
何かと言えば東京に帰りたかったし、
何かにつけて実際帰っていた。

それでも月日が経つにつれて、
なれてもくるし仕事もこなせるようになる。
いつの間にか人間関係も潤沢になってるし、
そうするともう名古屋にいることが当たり前に感じていた。

課の人たちにはホントに恵まれたと思っている。
年の近い先輩達は会社の枠を飛び越えて、
一生モノの財産になった。

でもその人達との別れの時がやってきた。

課自体には1年もいなかったのに、
とても僕を必要としてくれた。

"お笑い仮面のお前が来てから、ウチの課は明るくなったね"
と課長にいってもらった言葉が何より嬉しかった。

そんなお笑い仮面の僕の場合、
別れと感謝の気持ちを表すと涙になる。
止まらなくなるし、うまくものが話せなくなる。

課員の皆さんの前だろうが関係なし。
流れてくるものは仕方ない。

そしてそれを恥ずかしいとも思わない。
自分の1年の葛藤・感動etc...の結晶がコレだということ。

涙は伝染して、皆笑いながら泣いてくれていた。

1番面倒を見てくれた先輩が、
お別れだといってアクセサリーを作ってくれた。

涙の形をしたネックレスだった。

箱を開けると、
"Tears will be your wings"と書いてあった。

明らかに酔っ払って書いた字だった。

涙はいつか翼になる。

送別会で僕以上に泣いていたその先輩は、
きっともっと大きな翼を持っているのだろう。

さよなら、初めて暮らした名古屋。
さよなら、初めて配属された3部3課。

一緒に働くことができて幸せでした。
今度はちょっと遠いところから会いにいきます。
# by ko-kojien | 2007-04-07 02:17 | My Thought

フラッときた

生まれてこの方1年に1回は必ず風邪をひく。
年と言うか考えてみると年度制のような気もするが、
これは身体にプログラムされているのだから仕方ない。

振れ幅が大きいと大病チックなものに見舞われるが、
その周期は依然として知らない。

一昨年(度)は急性腸炎になったが、去年(度)は普通の風邪だった。

所がどっこい社会人になった今年(度)、
まだそれらしきものを3月になっても迎えていなかった。

おっと、これはおかしいぞ。
身体があらゆる菌をうけつけなくなったか。

はは、社会人になってまでそうそう体調崩してられるかっ!
風邪くらいで会社休むような身体にした覚えはない。

そう思ってました。

遂にプログラムコンポーネントで昨年を上回りました!

そんな気分でした。

そしてインフルエンザになりました。
今年流行のB型ではなくA型。
僕の血液型と一緒だね。

会社だって4日間休みました。
自己新記録の39.4度。
世界が回ってた。

タミフルを飲まなくてもインフルエンザは色々なものが見える。
僕もずっと誰かとしゃべっていたような気がする。

こういう時1人暮らしは厳しいものだと思われますが、
ご想像通りとても大変です。

汗かいた布団を自力で代えたり、
また同様に衣類の洗濯もしなければならない。

ただし、今いる寮の同期や先輩が、
物品を調達してきてくれたのはありがたかった。
同じ課の先輩は何故か毎日バナナを買ってきてくれた。

そんなにバナナ好きだと思われているのだろうか。

"バナーヌ食べたか??"
と聞かれて"3食に分けて食べました。"と言うと、
その人はとても満足そうに"ふふふ、ばな~ぬ"といって喜んでいた。

とても良いことをした気になった。

まぁ経験的に1年に1回風邪をひくと後は健康そのもの。
1回で済むのだから通過儀礼みたいなものか。

ただ、これから毎年インフルエンザの予防接種は受けようと思った。
罹った時の苦しみと余計な出費を考えると安いものだ。

弱った心身を癒すために映画を観た。
去年の映画なんだけど、知ってる人はいるかなぁ。

"フラガール"って映画なんだけども。

この間実家に帰省した時、
両親が2人して映画を観に行ったという話を聞いた。

それを聞いて僕はとても良いことだと思った反面、
何を観たんだろうとも思った。

彼らは"フラガール"を観に行ったらしい。
‥やっぱりなと思った。

母親の話を聞くとこういうことらしい。

父は観に行くことにしたものの、
なんやかんや言ってたらしい。(目に浮かぶようだ)

そして映画が宴も酣になりつつあり、
周囲もズスズス涙ぐみ始めた。

約2時間の上映が終了。
隣の父を見ると‥ズスズスしてる!

あぁ‥目に浮かぶようだ。

息子であるところの僕は知っている。
親父は結構涙腺が緩い‥はずだ。
年を重ねればなおのことだろう。

"フランダースの犬"などみたら死んでしまうのではないか。

ズスズスまでは行かなかったけれど、
観終わった後何やら暖まる映画だと思いました。

今年の春は何回涙を流すのだろう。
出会いと別れの季節がやってまいりました。
# by ko-kojien | 2007-03-25 00:42 | My Thought