One Day I'll Fly Away


by ko-kojien
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絶望のセバスチャン

心のふるさと松本から戻ってきて1ヶ月が経つけれど、
この都市の満員電車というシステムには辟易してしまう。

そもそも、あの密閉された空間でなぜ新聞を読もうとするのか。

「そんな大事な情報が載ってるならもっと早く起きて読め。」
と新聞を取り上げて説教してやりたい気持ちになるが、
「それが嫌ならもっと早い電車で行け。」
と言われたらやだなーと思うので何もないまま過ぎている。

先日などはあまりの人の多さに気分が悪くなり、
視界はぼやけるわ足元覚束無いわで思わず途中下車してしまった。

あら、これは貧血かしらん、意外とナイーブ。

ふらふらベンチに座って2~3本の電車をやり過ごしたけれど、
どうにもこうにも気分はよくならない。

そうこうしてると腹も頭も痛いし、てか熱あるし。
やっとのことで辿り着いた会社の診療所で診てもらったら、
「あぁ、腸炎ですね。帰って寝ないとダメ。」
と姉御肌の先生に一蹴され先日までウンウンうなっていた。

環境変わって飲み会も続いたから身体に堪えたのかもね。
と先輩は労わってくれたのだが、
前の日に食べたインドカレーに当たったかも知れません。
と率直に自分の意見を述べたところ、
「んな訳ねーだろ」とこれまた一蹴されてしまった。

僕とインドカレーの過去の歴史を知らないから仕方ない。

そういえば長野にいた時に比べて、
仕事終わりに酒を飲む機会が確実に増えた。

これは酒をほとんど必要としない僕には辛い。
かと言って思い切り無碍に断るのも辛い。

涙と睡眠不足の社内営業である。

そんな折居酒屋の割り箸袋に奇異なものをみた。
みれば「親父の小言」と印字してある。

"金は借りるな"とか
"朝は機嫌よくしろ"とかなんか偉そうなことが書いてある。

作者自身が果たせなかったことを思い出し、
涙と懺悔と酒にまみれながら作った代物だろう。

親父の小言かー、と思った。

「雪山には登るな。」
「ダブルのスーツは買うな。」

親父に言われたことは多々あれど、
個人的にはこの2つがとても心に残っている。

断っておくが、別に親父がこれ以外にナイスなコトを言わなかったのではない。
僕の感性が選んだ珠玉の2点なのだからしょうがない、許して欲しい。

1つ目はなんと言っても危ないからである。
転じて色んな人に迷惑をかけるなということである。

であると断定できるほどの理由を聞いた覚えはないが、
多分、そう言うことだ。

この間、氷結した滝を観に行こうと密かに目論んだ時以外、
雪山に登ろうと考えたことはない。

2つ目がよく分からない抽象的極まりない格言なのだが、
僕にとってこれはかなりの影響力を持っている。
理由は簡単で、「やらしい」からである。

だから今でもダブルのスーツを着ている人を見ると、
「あぁ、この人は悪い人なんだなぁ」と思ってしまう。

凄い先入観だがもう仕方ない。

ブッシュとかプーチンがダブルのスーツを着てると、
「やっぱり親父の言うことは正しいんだ。」と今でも思う。

そんなこんなで僕にももし小言を許されるならば、
このことだけは伝えておきたい。

「そばとうどんを一緒に商売している店には入ってはいけない。」
「水車が店の前に回っているそば屋には入ってはいけない。」

理由は至極明快。
これらの店のそばは不味い、絶対不味い。
商売の姿勢も不純である、実に不純である。
そばへの敬意の欠片も感じない、あたし許せない。

1年間そばの聖地に暮らした経験談だからまず間違いない。
できれば割り箸の袋にでも書いておきたいくらいだ。

超個人的意見だけど、
ほぼ事実として受け取っていただけると幸いです。
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by ko-kojien | 2008-05-03 18:20 | Essay