One Day I'll Fly Away


by ko-kojien
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わびさびわさび

先日東京から来た人と仕事をしていて、
移動時間に色々語り合った。

その人は武蔵小杉に住んでいるそうで、
それだけで懐かしくなって話が弾んだ。

東急目黒線に急行ができたこと
だけどまだ日吉まで繋がってないこと

僕にとってはとても貴重な情報だった。

帰りたい‥。
つい口にしそうになってのみ込んだ。

うなぎが好きだとその人が突然言った。
「僕は東京のうなぎより名古屋の方が好きなんだよ。」

やたらうなぎに詳しかった。
東と西では調理方法や捌き方が違うこと。
その境界線が豊橋あたりに引かれていること。

ふ~ん。

「でも僕うなぎ食べたことないんですよ。」
「なぬ?」

嘘じゃなくてその人は確かにはっきりと「なぬ?」って言った。
「名古屋にいてうなぎを食べないのはないよ!」
半ば怒り狂わんばかりである。

子曰く、名古屋には2店舗老舗がある。
「蓬莱軒」「いば昇」、名古屋のひつまぶしといえばこの2軒だ、と。

今日、9月も終わらんとするこの良き日に、
同期と散歩に出かけこのうなぎの話を思い出した。

その同期も愛知に生まれ育ちながらも、
未だ蓬莱軒を経験していないそうで2人の思惑が一致。
晴れて蓬莱の玉の枝をもぎ取りに向かったのでした(竹取物語参照)。

土曜の昼に向かったのはよりによって熱田の本店。
支店は名古屋の街中に何店かあるんだけど、
本店は備長炭で焼いていると言うので。

予想通り混んでました。

やっとこ案内されたカウンター。
調理場の中が見える実は特等席。
よしよし、ちゃんと備長炭で焼いとるね。

真っ昼間っからビールなんぞを頼んで待っていると、
櫃にうなぎがまぶされて出てきた。

1杯目はそのまま。
2杯目は薬味を混ぜて。
3杯目は薬味とだしをかけて。
4杯目は自分の好きな味で召し上がれ。

これがルールらしい‥メニューに書いてあった。
根が純粋な僕はそれにしたがって頂きます。

とても美味しかったです。

特にわさびが。
甘いんだわさびが。

いつだったか本当のわさびは甘いと何かの本で読んだことがある。
一緒に行った同期もそのことにひたすら感動していた。

「こーじ、わさびあめぇよ!」
したたかに酔った彼は大きな声で言うのでした。

薬味として出されたわさびスプーン大盛り3杯を、
余すところなく使ってひつまぶしを食べました。

何事も、本物を経験しないとねというお話。

そして名古屋の文化に触れて、
東京への寂しさが緩和されたような(笑)
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by ko-kojien | 2006-09-30 23:35 | My Thought